ドライフラワーみたいな花のスターチス

ずっとドライフラワーな花

私は一時期、スターチスという花にはまっていた。

 

スターチスの花の色は、紫色やピンク色が多く、わりとどこのお花屋さんにも売っている花で、手にはいりやすい。どこがいいのかというと、最初からドライフラワーみたいな花で、何ヶ月、いや何年たっても花の部分は色が変わらないのだ。しいて言うと、茎の部分が多少茶色くなるくらいかな。スターチスを使って、小さな飾りも作ったりした。

 

雑貨屋さんに売ってある3センチくらいの小さなかごを買って来て、そのかごに英字新聞を入れて、そこにスターチスを入れると、小さな花かごが出来上がり、飾ってみると、とってもかわいかった。よく出来たので友達にもあげたら、すごく喜んでくれて、さっそくブログにアップしてくれていた。友達は写真が上手なので、画面に花かごが素敵に映っていてとても嬉しかった。スターチスは、紫色やピンク色だけでなく、黄色もあるみたい。あと最近知ったんだけど、スターチス・カスピアとスターチス・ラテフォリアを交雑させて作ったハイブリットスターチスという何とも高級なスターチスもあるみたい。

 

そして、それぞれに花言葉があって、色は関係なくスターチスの花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」といわれているみたい。最初は花言葉を全く知らないでスターチスを買ったけど、なんだかいい花言葉がついてて良かったと安心。
ドライフラワー加工とプリザーブド加工の違い

 

ちなみに紫色の花言葉は「上品」「しとやか」、ピンク色は「永遠に変わらない」、黄色は「愛の喜び」「誠実」、ハイブリットスターチスは「お茶目」という意味があるみたい。
何だか恋人や奥様にあげたり、プロポーズにも使えそうな素敵な花ですよね。

 

また、スターチス買いたくなってきました。皆さんもよかったら、お花屋さんでスターチスを探してみて下さい。

 

プロポーズは年の数の薔薇と共に

結婚を前提におつきあいしていた彼と、晴れて結婚が決まった時のことです。でも、ふとプロポーズの言葉が無かったことに、お互い気づいてしまいました。自分が体験するまでは、プロポーズの言葉無しで結婚したカップルには疑問しかなかったのですが、あれは本当でした。ごくごく、自然に進んで行くのですね。驚いたのを今でも思い出します。

 

当時、私は一人暮らしをしており、おうちデートをよくしていました。その日も彼が私の部屋へやって来てくれましたが、何か大きなモノを抱えています。すると彼が「改めまして…僕と結婚してください。」の言葉と共に差し出してくれた、その何やら大きなモノは、深紅の薔薇の花束ではありませんか。彼はどちらかと言えば朴訥で、女性の扱いに慣れているようなタイプでもありません。嬉しいというよりも、もう驚いてしまって。まさにサプライズでした。しかも、当時の私の年齢の数だけ。普通の女性なら、泣いて喜びそうなシチュエーションですが、貧乏暮らしをしていたせいか現実主義者になった私は「薔薇って、確か一本がかなり高いよね。あらまあ、32本も買ってくれて、一体いくらかかったんだろう。お金を沢山遣わせちゃって、申し訳なかったなぁ。」と、お値段ばかりが気になってしまったものでした。あとは「こんなに大きな花束を活ける花瓶が無い。どうしよう。」と、何とも現実的でつまらない心配をしていました。あ、表面上は嬉しいと言わんばかりの笑顔をたたえていましたが。素直に喜べない自分が、少し嫌でしたね。

 

その後、その花束はどうなったかというと。数日間は普通に活けて楽しみました。因みにペットボトルを切って、ラッピングの綺麗な紙とリボンをあしらい、簡易花瓶にしました。そして、せっかくだからドライフラワーにしてみようと思い立ち、取り合えず干してみましたが、思い描いた物とは全く違う、ただのしなしなカリカリな「かつて薔薇の花束だった物体」に成り下がってしまいました。もっと、色々と調べてからドライフラワー作りに取りかかるべきだった、と後悔したものです。

 

結婚後も相変わらず現実主義者な私ですが、夫は薔薇の花束とはいかなくとも、母の日や私の誕生日などに時々ちょっとした花束をくれます。そんなときは、やはり花があると華やいでいいな、と笑顔になれます。来年は結婚10年目。もしもまた素敵な花束をプレゼントして貰えたら、今度こそ素直に喜び、綺麗なドライフラワーにして私なりの感謝を表したいと思っています。